ホットミルクとはちみつで安眠効果倍増

様々な美容効果で知られているはちみつですが、寝る前に食べることで寝不足を改善する効果もあるんです。寝不足の方必見です。安眠効果の高いはちみつの取り方（ホットハチミツミルク）の作り方とその効果をご紹介します。

寝る前のホットミルクが安眠に繋がる

ホットミルクを飲むことは睡眠に有効と言われています。牛乳の成分がまだ知られていないはるか昔からどの国でも言われていたことです。ホットミルクを飲むことで自然と眠気が襲ってくる経験から生まれた生活の知恵と言っても良いと思います。

最近では、寝る前にホットミルクを飲むことで睡眠を促す理由は牛乳の持っている成分にあることがわかっています。温められた牛乳が胃腸を温めてくれることで寝付きが良くなるということも影響しますが、胃腸の温度が上昇することで、その後体温を下げようという働きが起こります。このタイミングで深い眠りに着くのです。ぬるめのお風呂やシャワーを浴びると、その直後に体温が下がってきて、よく眠れることと同様の原理なのです。

その成分はトリプトファン

牛乳には、安眠・快眠に効果的な成分が豊富に含まれています。必須アミノ酸のトリプトファンは、牛乳から発見されたアミノ酸で人が眠りに着く際に不可欠な栄養素なのです。トリプトファンを元にセロトニンと呼ばれる鎮静作用のある脳内物質が生成され、そこからメラトニンという自然な眠気を促す睡眠ホルモンが分解されていきます。言わばトリプトファンは睡眠の際にきかっけになるのです。

メラトニン自体は、サプリメントなどで直接摂取することも可能ですが、体外からメラトニンを補足し続けると、体内での生成力が鈍化します。そこでメラトニンを生成する成分であるトリプトファンを食べ物や飲み物から摂取することが重要なポイントになるのです。

はちみつで効果が倍増する理由

はちみつには、このトリプトファンをより吸収しやすくしてくれるブドウ糖が豊富に含まれているので、牛乳とハチミツをあわせることでより快眠効果が高まるのです。ホットミルクにはちみつを入れることで、より優しい味に変わるので、リラックス効果も期待できます。