危険なマヌカハニーがあるという衝撃の事実を知っていますか?
日本人は店頭で販売されている商品に危険性を感じることはありませんが、海外ではマヌカハニーを巡って大変なことが起こっています。
生産量が非常に少なく世界的に人気のマヌカハニー。
マヌカハニーの中でも、効果や効能が期待できる医薬品レベルの商品は、全生産量の2割程度しかありません。
生産量の少なさが原因で危険なマヌカハニーが販売されていることが、調査の結果わかっていますので、購入時には注意しましょう。
目次
危険なマヌカハニーとは、どのようなマヌカハニーのことなのか?
ニュージーランドで生産される、マヌカハニーの全生産量は年間1,600トンほどだといわれています。
しかし世界で販売されているマヌカハニーは、年間10,000トン以上。
店頭で販売されているマヌカハニーの8,400万トン以上は偽物だと考えなければならない状況だということ。
年間生産量の6.25倍ものマヌカハニーが、世界中で販売されているので、購入するなら当然本物の商品を選びたいですよね?
注意したいのは、偽物のマヌカハニーにも様々な品質の商品があるだろうということ。
蜂蜜をベースにしたものや、化学的に作り出されたものなど、どんな原材料かもわからない商品が売られている可能性も否定できません。
なぜ世界中でここまで大量の偽物のマヌカハニーが販売されているのか?
マヌカハニーの効果や効能の高さが、世界中の研究機関で確認され、TVや雑誌などで特注された結果、購入希望者が激増したからでしょう。
偽物のマヌカハニーを作るにもコストがかかり、リスクも発生します。
そこまでしてもマヌカハニーを販売することで得られる利益が莫大だから、本物の6倍以上もの偽物が市場に溢れているのでしょう。
マヌカハニーを購入する前に、このことを知らずに値段だけで選んでしまうと失敗する可能性が高まりますので、十分に注意してくださいね。
ニュージーランドの調査でわかった、偽物のマヌカハニーの実態とは?
ニュージーランド政府が偽物のマヌカハニーがどこまで浸透しているのかを確認するために、世界各国で販売されている、マヌカハニーの追跡調査を実施。
その結果、マレーシアでは80%、シンガポールでは70%のものマヌカハニーが偽物であることがわかりました。
かなり衝撃的な数値だと思いませんか?
マレーシアやシンガポールでは、本物のマヌカハニーを探すことの方が困難な状況です。
シンガポールもマレーシアも中華系の色濃い国で、お金を稼ぐという意味での中国人の凄さはテレビ報道などでも特集されるほど凄いですよね。
そういった業者を通じて作られた偽物のマヌカハニーが、もし日本に入ってきた場合、多くの人が騙されて購入してしまうのではないでしょうか。
正規の商品よりも値段が安かったり、正規品と間違うようなパッケージや販売方法で売られてしまうこともあるでしょう。
マヌカハニーのような蜂蜜は瓶詰めされてしまえば、プロでも本物か偽物かの判断ができません。
中国産の蜂蜜では、過去にも大きな問題が起こっているんです。
2011年頃に問題になったのが、「中国産の蜂蜜の8割が偽物。」日本でもニュースになったので、知っている人もいるでしょう。
中国では最近、ハチミツと称していながら、ハチミツがまったく使われていない偽物が大量に出回っている。 河南省のある食品メーカーの経理によると、全国で年間に販売されるハチミツ50万トンのうち40万トンは 砂糖を加工して作ったものだという。
また別の関係者によれば、酢としょうゆを混ぜてハチミツに似た色ををつくり、トウモロコシで作ったシロップを混ぜる “ハチミツ”もある。コストは500グラム2元ほどだが、市場では同8~9元で売られている。(山東商報=中国新聞社)
参照:SankeiBiz
他にも2002年には、中国産の蜂蜜に残留抗生物質(ミツバチの病気を防ぐ化学物質)が、含まれていたことが発覚した事件もありました。
日本養蜂はちみつ協会会員でジャーナリストの著者・川島茂氏によると、スーパーで売られているはちみつのほとんどが中国産か、もっと安い加糖はちみつや精製はちみつ、麦芽糖、カラメルを混ぜた商品。さらに、流通しているはちみつの9割に当たる中国産は過熱処理で栄養分が失われているばかりか、残留農薬と残留抗生物質が検出されるケースもある。
こういった商品が国内で流通していることも確認されているので、消費者が賢くなって危険な商品を購入しないのが、一番の防衛策でしょう。
危険なマヌカハニーを購入しない簡単な方法とは?
大量の偽物のマヌカハニーが、世界中で販売されていたことは本当に衝撃でした。
ニュージーランドでは、政府主体のマヌカハニーのブランドマーク(認証制度)が作られることになり、現在も運営されています。
それがUMF(ユニークマヌカファクター)であり、その後のMGO(メチルグリオキサール)という指標。
これらのブランドマークで、品質や効果が保証されているマヌカハニーを選ぶことが、失敗しないための、まず最初のステップです。
さらにUMFやMGOのブランドマークがついたマヌカハニーを、メーカー直販サイトや国内販売代理店契約を行っている通販サイトや店頭で購入すること。
これが確実に効果のあるマヌカハニーを購入する方法です。
ここ数年、マヌカハニーの効果・効能がテレビや雑誌で特集されたこともあり、日本でも販売店が急増しています。
様々な店舗やネットショップ、楽天やアマゾンなどで販売しているので、マヌカハニーも手軽に購入することができるようになりました。
マヌカハニーマニアの私も知らないようなマヌカハニーや、テーブルハニーとしての効果しかないものも多数あります。
いかにも医療効果や美容効果を得られるように見せかけて、それなりに高い値段で販売されいる商品も。
「スーパーフード」や「奇跡のハチミツ」と言われれば言われるほど、マヌカハニーを取り巻く危険な状況は悪化します。
日本でもシンガポールやマレーシアのような、偽物のマヌカハニーばかりが店頭に並ぶ可能性がゼロではないということを理解しておきましょう。
そういった危険なマヌカハニーを購入しないためにも、値段だけで選ぶのではなく、本物を選ぶクセを付ける必要があります。
マヌカハニーのメチルグリオキサールに発がん性があるのか?
一時期、マヌカハニーが危険だと言われたのが、殺菌成分のメチルグリオキサールに発がん性があるという評判が広がったから。
東北大学の小川教授の論文「糖尿病合併症の進展予測物質を同定」がきっかけ。
この研究発表の際に、【血中メチルグリオキサールは5年後の糖尿病性血管障害進展を予測する】という箇所があったんです。
その結果、メチルグリオキサールに発がん性があるという噂が・・・
詳しくは、「発がん性がマヌカハニーにあると話題に?医学的根拠を徹底検証!」この記事にまとめています。
結果から言えば、これは根も葉もない噂でしか過ぎず、マヌカハニーの効果の高さに嫉妬した養蜂業者からの嫌がらせのようなもの。
それくらいマヌカハニーが養蜂業界に与えたインパクトが大きいということでしょう。
東北大学の小川教授もマヌカハニーのメチルグリオキサールと、糖尿病患者のメチルグリオキサールは別物という見解を発表。
マヌカハニーのメチルグリオキサールは危険というのは、その点からも否定することができます。
1歳未満の子供にマヌカハニーや蜂蜜は危険な食べ物です。
お母さんなら知っていることだと思います。
1歳未満の子供には、蜂蜜全般を食べさせることで起こる危険性。
この点は、厚生労働省も注意喚起を行っています。
- 1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
- ハチミツは1歳未満の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
- ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
出典:厚生労働省 「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」
マヌカハニーだけではなく、全ての蜂蜜に含まれている可能性があるボツリヌス菌。
腸内細菌が十分に成長していない1歳未満の乳児では、ボツリヌス菌を殺菌できずに幼児ボツリヌス症を発症します。
最悪の場合、呼吸困難に陥って死んでしまうこともあるので、本当に注意が必要だということを理解しましょう。
マヌカハニーは、医療効果のあるハチミツでニュージーランドでは処方薬。
偽物のマヌカハニーは本当に危険ですが、マヌカハニーはニュージーランドでは病院で薬としても処方されているもの。
UMG10+(MGO100)以上という医療グレードの商品は、ニュージーランドでは薬です。
UMF表記のあるマヌカハニーは、ニュージーランドで全て検査が行われていますので、その品質も効果もしっかりと確認されている状態。
危険なマヌカハニーを購入しないためにも、検査済みの証明書が同封されるような商品を、選んで購入すべきでしょう。
私がおすすめするのは、日本人養蜂家と日本の企業が作るTCNのストロングマヌカハニーと、世界的にも有名なマヌカヘルス社のマヌカハニーだけ。
信頼できるメーカーのマヌカハニーを選んで、購入することが基本。
期待する効果や効能に合わせて、数字の大きなもの(活性強度の高いもの)を選べばOKです。
優れた効果を期待するならストロングマヌカハニーで、コスパ重視ならマヌカヘルス社のマヌカハニーを選びましょう。
あなたの近所のスーパーでは、もっと安い値段でマヌカハニーが売られているかもしれません。
本当に効果や効能があるマヌカハニーですか?
本当に安全なメーカーのマヌカハニーですか?
世界で起こることは日本でも起こりますし、マヌカハニーは日本でも非常に人気の商品です。
危険性がある商品が含まれている可能性があることをしっかりと理解した上で、効果のあるマヌカハニーを選び、あなたの健康や美容に役立ててくださいね。
マヌカヘルス社のマヌカハニーでも、私なら並行輸入品は購入しませんし、正規代理店の商品を選ぶのが最も安心できる購入方法です。
500円や1000円の違いで偽物や危険性のある商品を購入してしまうのは、一番もったいなことだと思いますよ。
>>蜂蜜フリークの私を虜にするマヌカハニー<< 私が考えるマヌカハニーのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。
効果の分かりにくいものだから、マヌカハニー選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。