幻の蜂蜜と呼ばれ、
一般的な蜂蜜の20倍もの値段がつくと言われている皇蜜。
一体どんな花から採取される蜂蜜で、どれだけ希少価値の高いものなのか?
名前すら聞いたことのない人が多い、「皇蜜」という最高級蜂蜜について、その特徴や情報をまとめて紹介します。
最高級蜂蜜の皇蜜とは?
古くから中国の歴代の皇帝に献上されていたという皇蜜。
非常に稀少価値が高く、
その味や香り、極上の滑らかさからも蜂蜜の王様と呼ぶにふさわしい逸品です。
そのままで美味しく食べられますし、
トースト等につけて食べたり、ヨーグルトに混ぜても美味しくいただける蜂蜜。
皇蜜の原料はヤハシという高山植物。
標高1600~2500mの高い山々、
渓谷に囲まれた大自然の中の秘境部分に自生するシソ科の植物のヤハシ。
中国西南部の四川、貴州、雲南、広西などの限られた地域にしか自生していないヤハシの花の蜜を、ミツバチが集めてできた蜂蜜が皇蜜です。
ヤハシの花の蜜は、
天候に左右され安定量が供給しにくいことから、幻の蜂蜜と言われています。
ヤハシが自生する環境は、
年間の平均気温14~15℃、年間雨量1000~1300ミリという状況で、湿気を好み乾燥に強い植物です。
流蜜も独特で早朝に霧が出て昼間の日照が強く、昼夜間の温度差が大きいと流蜜量も多くなるのが大きな特徴です。
ヤハシの開花中に、
雨が多すぎても少なすぎても良くなく、寒さが続くと流蜜が止まってしまうことも。
皇蜜という蜂蜜の特徴は、
採蜜後2~3日で自然に凝固してバターのように硬くなり、四季を通じてそのまま溶けず、数十年間は変質ない部分。
ヤハシの花が咲く期間は約40日、流蜜は25日前後の限られたタイミングだけという非常に採取量の少ない蜂蜜です。
最高級蜂蜜の皇蜜の気になる値段は?
現在インターネット上では、
280gで10,800円のもののみが売られており、蜂蜜専門店でも取り扱っている店舗は非常に少ない状態。
普通の蜂蜜に10000円以上の値段を払うというのは、少し考えにくいかもしれませんね。
皇蜜の気になる味や香りは?
皇蜜の味は、非常に艷やかで滑らか、バターのような口どけがします。
口の中で唾液と混ざることで、
生キャラメルのような濃厚な甘さが口の中に広がります。その濃厚な甘みの中には無駄な雑味がなく、大量の自然のエネルギーを、口にした感じになります。
一度溶けてしまった皇蜜は、
再度固まることがありませんので、食べる際に必要な分だけを取り分けるのが良いでしょう。
皇蜜もマヌカハニーと同じように、
ピロリ菌への殺菌効果が認められていますので、特別な方へのプレゼントにも良いと思われます。
皇蜜が気になる方はこちらから→皇蜜(ヤハシ蜜)をチェックしてみる
皇蜜よりもさらに高級な蜂蜜はマヌカハニー
数年前までは、皇蜜が日本で購入できる最高級蜂蜜でした。
それを変えたのがマヌカハニー。
ニュージーランド原産のマヌカハニーは、メチルグリオキサールを自然界の成分の中で最も大量に含有し、様々な殺菌作用や抗炎症作用が認められている蜂蜜。
日本の医療機関でも効果が認められ、
手術後の感染予防や、ピロリ菌の除菌治療などの重篤な症状の回復に役立つだけではなく、風邪やインフルエンザの予防や改善にも効果的。
私も最近はマヌカハニーを選んでいます。
以前は皇蜜、最新の最高級蜂蜜は世界の医療機関や研究機関が認めたマヌカハニーだと理解すると良いと思いますよ。
マヌカハニーの様々な情報をこのブログでは紹介していますので、ぜひおすすめマヌカハニーだけではなく、情報収集にも役立ててくださいね。
>>蜂蜜フリークの私を虜にするマヌカハニー<< 私が考えるマヌカハニーのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。
効果の分かりにくいものだから、マヌカハニー選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。