はちみつが体に良いという話はみなさん既にご存知だと思いますが、その体に良いということを通り越して、はちみつが免疫系に働いて病気を治療するというジャングルハニーについての研究も現在では進んでいます。そんなジャングルハニーについて紹介したいと思います。

ジャングルハニーとは?

ナイジェリアの熱帯雨林で野生の蜂がジャングルの花々から集蜜し、自然のままの巣で濃縮した蜂蜜のことです。ジャングルで取れるはちみつだから、ジャングルハニーの名称で呼ばれているのです。

そしてアフリカ大陸では大昔からずっと同じ土地で先祖より引き継がれた方法を変える事なくはちみつを採取して生計を立てている原住民が多く住んでいます。その方法はシンプルで、高い木の上に作っている蜂の巣を探しだし、機械を使う事なく素手でよじ登って、ひたすら手作業ではちみつを取るのです。

ジャングルハニーは、王様の健康維持や王女様の美容の為に古来より使われてきました。現在でも健康維持のために口にしたり、女性の間ではブライダルエステのボディーパックとしても使用されています。そんなジャングルハニーは、養蜂で採取したはちみつを越える活性力をもつ天然はちみつなので、本当に品質も良く地球の宝ともいうべきはちみつなのです。

ジャングルハニーの研究結果

喫煙による肺の免疫機能についての研究過程でジャングルハニーの効果に注目が集まっています。タバコは健康に悪いとされていますが、喫煙者でも健康を害する人とそうでない人がいます。これは免疫力の問題で、体内に入った有害物質や細菌・ウイルスなどの病原性微生物を排除して、病気になることを防いだり回復させたりする機能が高いと喫煙者でも健康でいられるのです。

研究の結果、喫煙により免疫機能が低下することがわかり、その免疫機能をどう回復させるかという部分でジャングルハニーが登場するのです。ジャングルハニーはケガや病気の治療に用いられており、その効能を調べたところ、白血球の一つで殺菌作用のある細胞である好中玉と肺胞マクロファージの活性化が確認出来ました。

京都産業大学の発表

第36回日本免疫学会で京都産業大学工学部生物工学科・竹内実研究室チームが、ジャングルハニーの免疫力についての発表を行いました。マウスを使った実験を行ったところ、ジャングルハニーが免疫機能を高める事、腫瘍抑制効果を示唆する結果を得ることができたそうです。

ジャングルハニーの原産地であるナイジェリアでは、健康や美容以外にもその用途は多く、風邪・皮膚炎・ 火傷の治療薬、疾患予防薬として利用されてきたので、生体への免疫作用全般に対する効果があると考えることが出来ますが、ジャングルハニーによる免疫作用についての詳細な機構はまだ解明されていないのが現状です。

それでもジャングルハニーによる好中球数の増加、好中球機能の増強、活性酸素産生による抗腫瘍作用などが報告されていますので、今後はさらなる研究が進み日本でも販売されることを期待しています。

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効果の分かりにくいものだから、マヌカハニー選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。