そもそもはちみつを人類が食べるようになったのはいつごろの話だと思いますか?日本で言えば、日本書紀の頃の話だったと思いますが、世界に目を広げるとその歴史は非常に古いのです。
はちみつは紀元前には食べられていた。
はちみつは実は様々な神話に登場するのです。例えば、ヘシオドスの「神統記」によるとギリシャ神話にに登場するオリンポスの神々の主神であるゼウスは、なんと幼少期にヤギのミルクとはちみつで妖精に育てられたと記されているのです。
まさか‥と思うかもしれませんが、ローマ神話でもこれは同様の話がありますし、ゼウスの孫にあたるアリスタイオスはみつばちの巣箱を使った養蜂の技術を開発し、それを人間に伝えた養蜂神として知られているのです。
神話以外のはちみつの歴史
紀元前1万2千年〜1千500年頃に北米で栄えた北米インディアン文明の中に、シャイアン族という民族が野生の蜜と果実を食べて人間は餓えを知らなかったという言い伝えがあります。そうこの野生の蜜こそが、はちみつではないかと言われているのです。
また紀元前8千年頃に栄えたマヤ文明でもみつばちに対する記述があったり、インカ文明やアステカ文明でははちみつやはちみつから作ったお酒が宗教的儀式には必須のものとされていたのです。
もう少し現実的な話をすると、紀元前6千年頃にスペインのバレンシア地方の洞窟に書かれた壁画には、6匹の蜂が飛び回り、はちみつを取ろうとしている女性の壁画が描かれていますので、その当時には、既にはちみつハンター的な仕事があったことが予測できます。
このように紀元前というはるか昔から人類ははちみつと切っても切れない縁で結ばれていたのです。当時のはちみつは本当にごく一部の人間しか口にできないようなものだったということが想定されます。
はるか昔からはちみつが様々な事に使われていたことを考えると、少し不思議な気持ちになりますね。
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