効果的なハチミツの見分け方覚えていますか？

以前もご紹介した効果的なハチミツの見分け方ですが、忘れている人もいらっしゃると思いますので、またご紹介したいと思います。ハチミツって用途によっても何を選ぶかが大切なのです。

ハチミツの見分け方

ハチミツにはいくつかの種類があるのを覚えていますか？国内で売られているハチミツの種類は大まかに分けると3種類です。

・純粋ハチミツ
純粋ハチミツとは、天然ハチミツ100％のもので、一切の加工をしていないものを指しています。医療効果や美容効果を期待するなら、この純粋ハチミツを選ぶべきなのですが、それでも注意するポイントがあります。

・加糖ハチミツ
天然ハチミツを60％以上配合したもので、残りは水飴などの糖類を加えたものなので、成分表に水あめという記載があります。

・精製ハチミツ
ハチミツを加工して香りや色を取り除いたものです。ハチミツ本来のビタミンやミネラルは失われていることが多く、甘い以外の効果はほぼ期待できません。ラベルには精製と書かれていますので、これは選ばないようにしましょう。

日本の純粋ハチミツは純粋ではない？

はちみつ公正取引委員会という機関が、日本のハチミツの分類を決定しているのですが、純粋ハチミツでも一部加熱処理がされているものがあるのです。このはちみつ公正取引委員会に加盟していると、加熱処理していないことを示す「生」や「完熟」といった表現が使えないのです。

言葉を返せば、はちみつ公正取引委員会の参加企業の純粋ハチミツの中にも加熱処理をしているものがあるから、そういった区分けを出来ないようにしているのではないかとも思えてしまうわけです。つまり消費者には見えない部分が純粋ハチミツにもあるということです。

そういった心配がある方は養蜂場や養蜂家の方、インターネットを通じて海外の信頼できるハチミツを購入されることをおすすめします。

ハチミツ本来の効果は非常に高いものですが、加熱処理や加糖処理を行うことでどんどん損なわれてしまうのです。45度を過ぎればハチミツの持っているビタミンなどの成分が壊れ始め65度を過ぎれば、甘いだけの液体になります。それでは意味が無いのです。

やはりしっかりと分類を知るということと、安心できるところで購入をする事が非常に大切です。ただ最近はスーパーなどで売られている養蜂場という名前のついたハチミツでも原産地が中国などというものもありますので、注意が必要です。