栄養食としてのハチミツとエベレストの意外な関係

ハチミツが栄養食であることはご存知だと思います。そんな栄養食としても人気のハチミツとエベレットとの意外な関係とは？やはりハチミツは偉大だったのです。

栄養食としてのハチミツが大活躍

1953年に人類ではじめてエベレストの登頂に成功したニュージーランド出身のエドモンド・ヒラリー卿ですが、大のハチミツ好きとしても知られています。そんな彼は、実はニュージーランドで養蜂家として活躍していたので、普段からハチミツを栄養源にしていました。

ニュージーランドのハチミツに関わる全ての人が、エドモンド・ヒラリー卿のことを非常に誇らしく思っています。なぜなら彼は登山の際には必ずニュージーランド産のハチミツを持参していたから。

エベレストに登頂した際にも山頂付近で栄養補給の為にハチミツを食べていた逸話はニュージーランド人なら誰しもが知っていることです。ハチミツには、良質なビタミンやミネラル類、アミノ酸や酵素などが豊富に含まれていますので、体力や精神力が奪われるエベレスト登頂の栄養源として適しているだけではなく、その優れた殺菌効果がケガや病気、体調不良などにも効果的だったのです。

エドモンド・ヒラリー卿はその功績を認められ、生きているうちにニュージーランド紙幣（5ドル）に肖像画が使用されるなど、ニュージーランドが国を上げて彼のエベレスト登頂をお祝いしたのです。

ニュージーランドの特産物であるハチミツを携え、人類初のエベレスト登頂ということをニュージーランドの養蜂家が実現する。これはハチミツに携わる人だけではなく、全てのニュージーランド人が称えるに値する功績ですよね。

そんなエドモンド・ヒラリー卿のエピソードは、2014年に「ビヨンド・ザ・エッジ　歴史を変えたエベレスト初登頂」というタイトルで映画化されていますので、ぜひ一度見てみてください。きっとあなたもエドモンド・ヒラリー卿と同じハチミツをたべたくなるかもしれませんね。