ハチミツにはなぜそこまで強い抗菌作用があるのか?その仕組みを簡単に説明します。まさかあれと同じ成分を持っていたなんて‥ハチミツの持つ驚きの秘密が少しだけわかると思います。

ハチミツの抗菌作用の正体

一般的なハチミツに含まれているグルコン酸には強い殺菌作用があることがわかっていますが、もう一つハチミツの殺菌作用を高めてくれる成分があります。それは、グルコースオキシダーゼという酵素です。

このグルコースオキシダーゼという酵素はあの過酸化水素を作るんです。過酸化水素=オキシドールと言った方がよく分かるでしょうか?子供の頃にオキシドールを傷口につけると凄く染みるし、泡が出るし‥そんな体験をされた人も多いと思います。

そのオキシドールと同じ成分を体内でハチミツが作ってくれるのです。どれだけ強い抗菌作用であるか、あの絵をイメージしてもらうとわかると思います。それに加えてハチミツの成分の8割が糖分です。その糖分はpHで言うと3.2〜4.9程なので薄めた酢くらいの酸性なんです。

そしてその糖分との浸透圧の違いで他のものから様々なものを吸い取ってしまう効果があるのです。それがやけどの治療や擦り傷の治療の際にも役立つわけです。ハチミツの持つ保水性により傷口に貯まったリンパ液を吸い出し、ハチミツの持つ殺菌作用だけがどんどん働いていくのです。

だから傷痕も残りにくく早く治す事ができるのです。やっぱり一家に一瓶のハチミツは重要ですね。小さなお子さんがいる家庭ほど怪我の治療に使ったり、風邪薬の代わりに使用したり、風邪予防に普段から口にしたり…本当に万能薬としてのハチミツの効果が凄いと改めて思いますね。

そうそう太ったお父さんのメタボ対策にもハチミツは効果的ですので、家族の健康を考えるとハチミツの使いみちって本当に広いなぁ〜と思います。

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