ピロリ菌の除菌治療には、マヌカハニーとLG21ヨーグルトのどちらが効果的なのでしょうか?
実際に行われた検査や治験データを元に、マヌカハニーとLG21入りなどの高機能ヨーグルトの、ピロリ菌に対する効果や効能を比較。
ピロリ菌感染が原因で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんになることもわかっているので、除菌治療により高い効果のある情報を紹介します。
目次
LG21入りなどの高機能ヨーグルトが持つピロリ菌への効果とは?
LG21入りヨーグルトのピロリ菌に対する効果で、実証データが有るものはふたつ。
- 活動の抑制効果・・・ピロリ菌の数を10分の1に減少させる
- 除菌率の向上効果・・・抗生物質と合わせて食べることで、除菌率を10%ほど向上させる
なぜこのような効果が期待できるのか?
それがピロリ菌が、ラクトバシルス属の乳酸菌であるLG21が出す乳酸に弱いため。
さらに、LG21がピロリ菌の繁殖に必要な栄養と居住空間を奪っていく作用があるからです。
この作用はビフィズス菌にはなく、ラクトバシルス属特有のもの。
ラクトバシルス属の乳酸菌としては、LG21以外にもブルガリア菌やカゼイ菌も含まれますので、同様の効果を得やすいと覚えておきましょう。
しかし、200種類ほどのラクトバシルス属の中で、最もピロリ菌への除菌効果が高いのは、現時点ではLG21です。
別名、ピロリ菌退治のエリート乳酸菌。
耐酸性や胃壁の上皮細胞への接着力、人体に対する有害性の有無などを調べた結果から、導き出された答えです。
それでも、完全除菌ができるわけではないところが、乳酸菌の限界です。
マヌカハニーが持つピロリ菌への効果とは?
これは既に医療的に確認されており、日本の病院でも耐性ピロリ菌患者への有効性がわかっています。
耐性ピロリ菌とは、抗生物質を使用して除菌治療したももの、その除菌に失敗したピロリ菌。
耐性菌として進化した、より悪質なやつです。
その除菌治療時に使用したのは、UMF25+(MGO550+)のマヌカハニー。
そのレベルのマヌカハニーを毎食+睡眠の30分前(1日4回)、小さじ1杯ずつ口にしただけです。
2週間後の簡易検査でピロリ菌の除菌を確認し、3ヶ月後の正式検査でも除菌を確認。
さらに、1年後の追跡調査でもピロリ菌への再感染も無く、完全除菌を実現。
マヌカハニーだけで、抗生物質も使わずに除菌治療に成功したわけです。
抗生物質を使用した、ピロリ菌の除菌治療とは?
日本の医療機関(病院)でピロリ菌の除菌治療を希望すれば、確実に抗生物質での除菌を提案されます。
抗生物質によるピロリ菌の除菌治療時には、幾つかの制限や制約があります。
- 7日間、12時間毎の抗生物質の服用
- 服用期間の禁酒禁煙の徹底
- 刺激物(辛いもの)や、食べ過ぎ禁止
さらに副作用として、
- 軟便や下痢
- 味覚障害や蕁麻疹
- ひどい場合には逆流性食道炎での入院治療
- 耐性菌問題
があるにも関わらず、100%の除菌率ではないんです。
1次除菌で75〜80%、2次除菌で90%前後の除菌率。2回目の除菌治療までは保険適応ですが、3回目以降は自費治療が必要
と、実はあまりメリットがない除菌方法だったりもします。
特に注意しておきたいのが、耐性菌問題。
ここ数年で、WHOが提唱するほど耐性菌問題が表面化しています。
しかし、日本の病院は抗生物質を多用する傾向があり、このままでは本当に必要な治療時に耐性菌の影響で、治療の選択肢がない。
ということも起こりかねないんです。
マヌカハニーとLG21ヨーグルトのどちらが効果的なのか?
ここまで読めば、もうおわかりだと思います。
LG21ヨーグルトには、ピロリ菌の活動抑制や除菌率の向上という効果はあります。
しかし、それ単体でピロリ菌を除菌するほどの効果が期待できませんし、抗生物質を必ず使う必要があります。
マヌカハニーは、医療用の高濃度の商品を選ぶことで、抗生物質を使用せずにピロリ菌の除菌治療ができます。
この点は大きな違いです。
しかもマヌカハニーの場合、禁酒禁煙や食事制限などの規制もまったくありませんし、医療機関を受診しなくとも良いというメリットまで。
さらに、腸内環境も改善し、インフルエンザや風邪もひきにくい状態になるなどの健康効果も期待できます。
私なら、断然マヌカハニーを活用します。
ただマヌカハニーにも様々なグレードが有り、医療用ではない安いものを買ってしまうと、今回紹介した効果は得られません。
そういった意味でも、UMF25+以上の高濃度のマヌカハニーを選んで活用することをおすすめします。
>>蜂蜜フリークの私を虜にするマヌカハニー<< 私が考えるマヌカハニーのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。
効果の分かりにくいものだから、マヌカハニー選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。