ピロリ菌に対する除菌効果が、マヌカハニーにはあることがわかっています。
マヌカハニーの殺菌作用が、ピロリ菌を効果的に殺菌できることがわかっており、欧米では医療機関でのピロリ菌の除菌治療に活用されています。
日本の病院で行われたマヌカハニーを使用したピロリ菌除菌の実例や、現在日本で主に行われている抗生物質による除菌方法も紹介します。
ピロリ菌の除菌治療に伴う耐性菌問題が、今後の大きなリスクのひとつです。
目次
抗生物質によるピロリ菌の除菌治療が日本では一般的!
日本の病院でピロリ菌の除菌を行う時には、抗生物質を2種類と胃酸を抑える薬を1種類、合計3種類の薬が処方されます。
その薬を7日間、12時間毎に飲み続けるという方法で、抗生物質によるピロリ菌の除菌治療が行われます。
ピロリ菌の除菌率を下げないために、その期間は禁酒・禁煙で過ごす必要があります。
この抗生物質による除菌治療の結果は、1回目の除菌で7〜8割程度しか除菌できず、2度目の除菌でも9割程。
抗生物質では、完全に除菌ができるわけではありません。
ちなみに現在の保険制度では、2次除菌までは保険対応ですが、3次除菌以降は自費治療になります。
抗生物質によるピロリ菌の除菌治療の副作用
一般的に抗生物質による副作用としては、薬を飲み始めた直後の2〜3日の間に下痢を起こします。
抗生物質が、腸内細菌である善玉菌も悪玉菌も区別することなく、殺菌してしまうことで起こる症状なので、回避することができません。
抗生物質の影響はそこに留まらずに、味覚障害が出たり、蕁麻疹ができたり、発疹ができたりします。
稀に重篤な症状を引き起こし、逆流性食道炎で別の治療が必要になる人もいるくらいです。
また抗生物質の使用で、最も恐ろしいのは、耐性菌問題。
耐性ピロリ菌になると、抗生物質での除菌治療ができなくなりますので、非常に厄介です。
日本人は普段から抗生物質を多用しているので、耐性菌になるリスクが少し高いということは覚えておきましょう。
ピロリ菌感染を放置すると胃がんの発病リスクが高まる?
2014年にWHO(世界保健機構)が、胃がんの原因の8割がピロリ菌感染だということを正式に認めています。
広島大学の教授の見解では、胃がんの99%がピロリ菌が原因であるという話もあるほど。
ピロリ菌と胃がんの関係は非常に深く、ピロリ菌を除菌することで胃がんの発病率を3〜4割も抑えることができます。
ピロリ菌感染者は、ピロリ菌の除菌治療をしないという選択肢はありません。
30歳未満でピロリ菌の除菌治療を終えることができれば、ピロリ菌の非感染者と同じレベルまで、胃がんの発病リスクを低下させることができることがわかっています。
そんな胃がんの原因であるピロリ菌ですが、50才以上の日本人の8割が感染しているという衝撃の事実が。
多くの日本人は、将来的な胃がん予備軍だということです。
日本人の胃がん発病率が高いことは知っていると思います。
これは上下水道の整備が整っていない時代に幼少期を過ごして、ピロリ菌に感染したということと、日本独特の塩分の多い食事が原因。
さらに、日本を始めとする東アジア系のピロリ菌は毒性が強く、ピロリ菌自体の強さも日本人に胃がんの発病率が高い原因です。
以前は部位別死亡率の第一位だった胃がんですが、ここ数年は早期発見や早期治療が進んだことで5年生存率も向上しています。
ただ、現在でも年間12万人の新規発病患者と、5万人の死亡者を生み出す恐ろしい病気が胃がんです。
ピロリ菌の除菌治療の救世主はマヌカハニーだった!
マヌカハニーの殺菌作用の高さは、医療用の消毒薬よりも強く特徴的です。
腸内細菌の場合は、悪玉菌だけを除菌することができ、善玉菌にはオリゴ糖などの餌になる成分を届けることで、善玉菌優位の状態にすることができます。
これが、抗生物質よりも非常に優れた効果です。
ピロリ菌に対する除菌力も高く、医療用のマヌカハニーを5%の水溶液に薄めた際にシャーレの上では、72時間で完全に除菌できます。
その研究結果を元に、ニュージーランドや欧米では、医療レベルのマヌカハニーでピロリ菌の除菌治療を行っています。
この流れは、抗生物質による耐性菌問題が出るようになってから、さらに加速しています。
しかし、なぜか日本だけが未だに抗生物質を使い、耐性菌を生み出している現状があります。
マヌカハニーがピロリ菌に対して有効性が高いのは、独特な殺菌成分であるメチルグリオキサール(MGO)がピロリ菌の殺菌にも効果的だから。
しかしマヌカハニーでも医療効果の低いものや、医療用のメディカルハニー以外のものでは、ピロリ菌の除菌効果は期待できません。
だから、どんな商品を選ぶのか?ということが本当に大切。
マヌカハニーでも、医療用グレードのものを選ぶ必要があります。
ピロリ菌の除菌を考えているなら最低でもUMF20+以上、できればUMF25+といった高濃度のものを選ぶべき。
ピロリ菌の除菌効果の高いマヌカハニーでも、医療レベルのものではないとその効果を期待することは出来ません。
なので、あなたが求める効果に合わせたマヌカハニー選びを行なう必要があることを理解しましょう。
ピロリ菌に対する効果的なマヌカハニーの摂取方法とは?
ピロリ菌の除菌治療をマヌカハニーで行う。
その際に重要なことは、空腹時にマヌカハニーを摂取すること。
そして、その後30分ほどは水分補給を控えることです。
毎食30分前に1日3回と睡眠の30分前の1回の合計4回、小さじ1杯のマヌカハニーを摂取します。
その後30分は胃腸にマヌカハニーが浸透して、殺菌効果が高まるように水分補給を控えましょう。
それが最も効果的な摂取方法です。
禁酒や禁煙の必要もなく、普段通りの食生活でできる除菌治療なので、本当に負担はありません。
その他の方法としては・・・
寝起きにおちょこ1杯のマヌカハニーを食べて、そのままゴロゴロと横になって回転します。
すると胃壁に満遍なくマヌカハニーが広がるので、胃の中に拡散しているピロリ菌に効果が。
可能なら、そのまま横になって20〜30分過ごすのが良いです。
他にも・・・
空腹時にクラッカーと一緒に小さじ1杯のマヌカハニーを1日2〜3回食べます。
クラッカーと食べるのは、マヌカハニーを胃に滞留させやすくするため。
食べる前後の10分間は、水分を控えることでクラッカーの吸収速度を穏やかにすることが出来ます。
こちらも、身体をくねらせたり、ひねったりすることで胃の様々な部分に行き渡らると効果が高まります。
どの方法でも、マヌカハニーによるピロリ菌の除菌効果を実感できます。
ただし最初に説明したように、医療レベルのマヌカハニーでも特に高濃度のものを選ぶこと、これは忘れないでください。
医療レベルのマヌカハニー以外では、ピロリ菌の除菌治療を行なう事はできません。
マヌカハニーを使った耐性ピロリ菌への除菌効果とは?
神戸にある中野クリニックという胃腸科系で、少し有名な病院でのマヌカハニーを使用した除菌治療が行われました。
対象患者は、ピロリ菌の除菌を抗生物質で行って、上手く除菌できなかった患者さん。
つまり、耐性ピロリ菌を持つ人に対する除菌治療が行われたということ。
この患者さん達に対する効果で、抗生物質によるピロリ菌の除菌治療と、マヌカハニーによるピロリ菌の除菌治療の効果の違いが分かります。
そう考えると、凄く興味深い話だと思いませんか?
実際にピロリ菌の除菌治療で使われたマヌカハニーは、マヌカヘルス社のMGO550+(UMF25+)という値のもの。
この商品です。
このマヌカハニーを1日3食の食事の30分前と寝る前に10gずつ摂取。
なんと2週間後の簡易検査(便検査)では、もうピロリ菌が除菌できていることがわかったんです。
しかも3ヶ月後の本格的な検査でも陰性。
さらに、1年後の再感染を疑った検査でもピロリ菌感染は陰性。
ピロリ菌に再感染せずに過ごすことができたということ。
抗生物質が効かない耐性菌のピロリ菌に対して、僅か2週間で治療できた実績があるのが、マヌカハニーの効果です。
その間の飲酒・禁煙も全く関係なし。
普段通りの食生活にマヌカハニーを追加するだけ。
それで完全に除菌治療ができたということが、マヌカハニーのピロリ菌に対する効果の高さを実証しています。
生活に影響なくできることで、ピロリ菌の除菌治療に対するハードルを下げることができますので、忙しい人にもおすすめの方法です。
ピロリ菌除菌なら、ストロングマヌカハニーMGO1100!
ストロングマヌカハニーの愛称で親しまれている株式会社TCNがニュージーランドで生産しているMGO1100+のマヌカハニーです。
このマヌカハニーは業界最高濃度のMGO含有量なので、ピロリ菌の除菌治療に適しています。
先ほどお伝えしたピロリ菌の除菌治療に使われたのは、MGO550+のマヌカハニー。
MGO1100+の半分の濃度で行われたということです。
濃度が倍なら効果が倍というわけではありませんが、ピロリ菌を完全に除菌するためには、MGO1100+の方がより効果的で確実性が高いのは間違いないです。
ストロングマヌカハニーは、ピロリ菌の除菌効果だけではありません。
腸内環境の改善に対する効果が非常に高く、悪玉菌を次々に殺菌して腸内環境がすごく良くなり、その結果、免疫力の向上も。
免疫力が上がることで、様々な病気を発症するリスクが低下し、さらなる健康改善効果が期待できます。
私もストロングマヌカハニーの効果は、何度も口にして実感しています。
あなたが根本的にピロリ菌の除菌治療を行いたい場合には、間違いなく一番適しているマヌカハニーだと自信を持っておすすめできます。
30代までのピロリ菌除菌が胃がんの発病率をゼロにする
北海道大学の浅香教授の研究によると・・・
30代までにピロリ菌の除菌治療を完了した人の胃がんの発病率は、ほぼゼロ%になることがわかっています。
ピロリ菌を除菌した年代よって、胃がんの発病率がかなり変わります。
- 40代でピロリ菌の除菌治療を行うと男性93%、女性98%の予防が可能。
- 50代でピロリ菌の除菌治療を行うと男性76%、女性92%の予防が可能。
- 60代でピロリ菌の除菌治療を行うと男性50%、女性84%の予防が可能。
年代や性別によって、ピロリ菌除菌治療後の胃がんの発病率は大きく異なります。
これはピロリ菌による胃壁への攻撃のダメージが、年齢を重ねるほど大きいということと、食生活や生活習慣による影響を受けていることに起因しています。
ちなみに、ピロリ菌の感染期間によって、胃がんの発病率を大まかに計算することが出来ます。
ピロリ菌への感染年数×0.4%の確率で胃がんの発病率が高まります。
だから、30年間ピロリ菌に感染している場合には、12%の確率であなたは胃がんを発病する可能性があるということです。
またいずれの年代でも男性の胃がんの発病率が高い理由は、飲酒・喫煙を行う人が多い事、野菜の摂取量が少なく、塩辛いものを食べる量が多いことが影響。
ピロリ菌を除菌しても安心せずに、生活習慣も少し見直すことをお勧めします。
最近は、若い女性の社会進出が進み、食生活も男性寄りになっていることもあり、女性の胃がん発病者が増えています。
特に喫煙率の高い30〜40代の女性に胃がんを発病する人が多い傾向がありますので、若いからとか女性だからという時代ではありません。
30代のスキルス性胃がんは女性の発病者が多く、致死率の高い胃がんなので、特に注意をすることが大切です。
>>蜂蜜フリークの私を虜にするマヌカハニー<< 私が考えるマヌカハニーのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。
効果の分かりにくいものだから、マヌカハニー選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。