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甘露蜜とは、モミの木・松の木・カシの木などの樹液を吸い取った昆虫が分泌する甘い液をミツバチが集めた蜜のことです。樹液という樹木の精油に当たるものを大量に含むために独特な香りがあり、色は褐色でミネラル分が豊富に含まれています。

味も濃厚で独特の渋みや苦味、程よい酸味がありドイツなどでは最高級のはちみつだと考えられています。

甘露蜜をつくる昆虫としては、カイガラムシやアリマキが有名です。甘露蜜はモミの木や松の木などの針葉樹林がある標高の高い地域でしか採れないことが多いですが、イタリアではメカルファ(原産は北米)という昆虫の出現により低い地域でも甘露蜜の採取が可能になったのです。

ちなみにこのメカルファは養蜂家の方にとっては救世主ですが、ワイナリーや果樹園に取っては貴重な樹木に寄生をするので、害虫として扱われています。

甘露蜜の特徴は、花由来のハチミツに比べると、ミネラル分や酵素が豊富で、栄養価が高い為、健康食品や栄養学の研究対象としても世界的に注目を浴びているのです。