砂糖と違い、健康的な甘味料として注目を集めているハチミツですが、ハチミツにも様々な蜜源があります。その蜜源の違いによって味も効能も全然変わってくるのです。そんなハチミツの魅力を再確認できるように簡単にまとめてみました。

ハチミツの蜜源

ハチミツの蜜源になる花は、野に咲く草花や樹木の花、ナッツ、フルーツ、ハーブなどあらゆる種類の花々です。実はサクラも貴重な蜜源の一つだったりもします。お店でよく見かけるのは、レンゲやアカシヤなどの比較的採取のしやすいハチミツだったり、いろんな花が混ざった百花蜜かもしれません。

蜜源で変わる味や効能

レンゲ

レンゲの蜜は、味にコクがあって穏やかな香りをしていますので、飲み物だけでなく様々な料理との相性がいいんです。また便秘解消効果があったり、利尿作用があると言われています。

アカシア

アカシアの蜜は、成分中の果糖の割合がブドウ糖に比べて多いので、結晶しにくく冬でも固まりにくいので使いやすいんです。味もクセが無くサラッとした上品で美味しいハチミツです。こちらも便秘解消効果以外に、解熱、消化器の調子を整える効果があるとされています。

栗の蜜は、味がまさに栗の感じで、渋皮のほろ苦さを感じさせてくれるかなりクセの強いハチミツですが、ナッツやチーズとの相性は抜群です。鉄分やカルシウム、ビタミンなど栄養価が高いことで、のどの痛みや貧血、胃腸の弱い方に効果があるとされています。

ローズマリー

ローズマリーの蜜は、味にやさしい甘みがあり、酸味とコクのバランスがよく、ハーブティーのような感じでアロマ効果を実感できます。そのため、紅茶やコーヒー、サラダのドレッシングにもよく合います。胃腸の調子を整えたり、痛みを和らげる効果があります。

ハチミツのおさらい

ハチミツとは、 ミツバチが花から集めてきて巣に蓄えた蜜のことで、ミツバチが花の蜜を採集し、巣の中で加工・貯蔵したもので自然界で最も甘い蜜といわれています。淡黄色から褐色の粘りけの強い液体で、その8割が果糖とぶどう糖で残り2割が水分です。

通常、花の蜜の成分は10%くらいしか糖分がなく、他は殆ど水分なのです。ハチミツとは逆の関係にあるわけです。だからミツバチに水分があまりない状態に加工してもらう必要があるのです。

ミツバチは水分を飛ばすだけではなく、体内にある蜜胃という蜜袋がいっぱいになるまで、花から花へと蜜を集め、それを巣に持ち帰り巣の中で働いている蜜蜂に託します。その過程で、蜜蜂の体内にある酵素が加わり、ブドウ糖と果糖に分解されます。

そういった一連の流れがあって、初めてハチミツが出来上がるわけです。ミツバチが一生に作るハチミツの量は僅かスプーン1杯分なので大切にその栄養を取りたいですよね。

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